ぎっくり腰の原因・対応・予防

文責:院長 柔道整復師 城田 佳昌

最終更新日:2025年06月13日

1 ぎっくり腰とは

 ぎっくり腰は、正式名称を「急性腰痛」といいます。

 急性とは「急に起こる」ということですので、ぎっくり腰は「急に起こる腰痛」ということになります。

 その言葉通り、ぎっくり腰は、立ち上がろうとした時や、重いものを持ち上げた時など、様々な場面で急に起こります。

 ちょっとしたことで起こることに加えて、一度ぎっくり腰になると、その後も2度・3度と再発しやすくなってしまうという特徴があります。

 再発を繰り返してしまうと、日常生活への支障がより深刻になってしまう可能性がありますので、早期の対応と再発の予防が重要となってきます。

2 ぎっくり腰になる原因

 ぎっくり腰の原因ははっきりしてはいませんが、一般的に以下のような状態の時に起こりやすくなります。

 ・筋力が低下している

 ・身体の柔軟性が低下している

 ・座りっぱなし、立ちっぱなしの時が多い

 ・腰を使う動作を繰り返す

 ・心理的ストレスがある

3 ぎっくり腰になった時の対応

⑴ まずは安静にする

 ぎっくり腰になったら、まずは安静にしてください。

 安静にするには、横向きで寝て、膝を軽く曲げるなど、腰に負担がかかりにくい姿勢を取ると良いです。

 氷や保冷材などで腰を冷やすことも効果的だといえます。

 

⑵ 痛みが多少良くなってきたら通院する

 そうして痛みが多少良くなってきたら、通院いただければと思います。

 通院により、お身体の状態がどうなっているかを確認し、今後の対策を考えることができます。

 

⑶ 痛みが引いてきたら無理のない範囲で動く

 その後、痛みが引いてきたら、無理のない範囲で動くことが大切になります。

 ぎっくり腰の原因は筋力や柔軟性が低下していることが原因なことも考えられますので、ずっと安静にしているよりも、多少動いた方が回復が早まることが多いです。

 数日経って痛みが落ち着いてきたら、まずは普段どおりの生活を意識して動くようにするとよいと思います。

4 ぎっくり腰の予防・再発防止

 ぎっくり腰の予防・再発防止のためには、以下のようなことに気を付けると良いと考えられます。

 ・ストレッチや適度な運動を行う

 ・長時間同じ姿勢を続ける場合は、定期的に身体を動かすようにする

 ・重いものを持つときは、立ったまま床に置いてある重いものを取ろうとせず、正しい姿勢で持つ

 ・日ごろから良い姿勢に気を付ける

 ・ストレスを軽減させる

5 ぎっくり腰になったら接骨院にお越しください

 ただ、いくら気を付けて生活していたとしても、ぎっくり腰は起きてしまう時には起こってしまいます。

 ぎっくり腰の場合、そのうち良くなるだろうと放置してしまうと、再発のリスクが高まります。

 そのため、ぎっくり腰が起こったという時は、再発防止のためにも、放置せずに接骨院にお越しください。

 早めに施術を受けて、今後の対策について指導を受けることによって、痛みの悪化を防ぎ、再発しにくい状態を目指していくことができます。

 当院もぎっくり腰の施術を行っておりますので、桑名でぎっくり腰にお悩みでしたら、お気軽に当院へお越しください。

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