打撲と打ち身の違い
1 同じ状態のことを指します
打撲と打ち身はどう違うのか疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
結論からいうと、どちらも同じ意味合いです。
何かにぶつかったり転倒したりして、外部から力がかかり皮膚や筋肉等が傷ついている状態のことを指します。
ぶつけた箇所に内出血がみられたり腫れ・痛みが伴ったりする他、熱を持つことがあります。
2 直後には応急処置が必要です
直後は、氷水を入れた袋や冷たい水で濡らしたタオル等で、ぶつけた箇所を冷やすとよいです。
冷やすことで、腫れや痛みを和らげる効果があります。
強い打撲の場合は、RICE処置を行うとよいといわれています。
Rest(安静にする)、Ice(冷却する)、Compression(圧迫する)、Elevation(上に挙げる)の頭文字をとったもので、4つのステップに分かれています。
処置をしないで放置したり無理に動かしたりすると、腫れや痛み等が悪化するおそれがありますので、転倒や落下等により、強く身体をぶつけた場合には、できるだけ応急処置を行うようにしてください。
3 接骨院での施術
打撲かと思ったら骨折していたというように、他のケガの可能性も考えられます。
そのため、ぶつけた箇所の状態を目視で確認したり、腫れの状態を把握するため手で触れてみたりと確認していきます。
腫れや痛みがひどい時期には冷やしたりテーピングで固定したり、痛みが無くなってきたら徐々に関節を動かすリハビリを行ったりと、ケガの状態に合わせて施術を行っていきます。
ちなみに、接骨院での打撲の施術には、保険の適用が可能です。
通院を続けて腫れや痛みが無くなってくると、自己判断で通院をやめてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、修復途中の筋肉に負担をかけると、腫れや痛み等がぶり返してしまうおそれもあります。
そのため、通院の必要があるときは、できる限り定期的に通院するようにしていただくとよいかと思います。
強くぶつけてしまった場合や早くよくしたいという場合には、接骨院へご相談いただくことをおすすめします。